トレードはすべて独立事象。常にゼロリセット。前のトレードに次のトレードが引きずられないようにする。
勝率の計算はすべてのトレードが独立していることが前提。つまりトレードごとにゼロから検討する必要がある。
よくあるのが、負けが続いて気分が沈んでしまい、トレードをやめてしまう。つまり本来エントリーすると決めている場面で入らず、機会損失としてしまう。
これを防ぐには、①ルールを明確にすること。②感情がトレードに影響を与えることを知り、そうならないように意識する。
また、もう一つ重要なことは、エントリーした後に想定と異なる動きをした場合はなるべく早く撤退するということ。撤退せずにそのままポジションを持つことによって、次に本来執行するべきトレードを見逃してしまう。つまり機会損失が生じる。一定時間経過して想定と異なる動きであった場合には、そうそうに撤退すること。
この手仕舞いは、実は実行するのが難しい。なぜならば手仕舞い後に想定の方向に行くのが怖いため。この手仕舞いを実行するには、まず手仕舞いの方針と上述の必要性を腹に落とし込むことが大切。手仕舞いしても最悪ロスカット水準よりもよい水準で撤退するので、資金を守ったことになるし、哀しいかなその後利益が出る方向に行って利益を見過ごしたとしても、想定と異なったと認識した時点で手仕舞うのでそれはもはや優位性がない。つまりルール外のトレードでありギャンブルである、ビジネスではないということだ。ビジネスなのだからそういうコントロールできない要素は排除する。
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